襟の縁編みからプルオーバー(その2)

メリヤス編みで20周編んだところで寸法を測りました。
袖ぐり深さは9cmぐらいなのであと11cm編んで20cmにします。11cmは36段(周)必要です。
袖の目は30目でした。これは30cm66目にしたいので、まずは2段(周)毎の増し目で30目増やし、6目は脇の下の作り目で増やします。

身頃の幅は半身の半分で20cmでした。全周で90cmにしたいので、片側であと2.5cmのばします。22.5×4=90cmということです。
前述のように脇の下の作り目で、半身の半分で3目増やすのでこれで1.5cm、あと1.0cmは身頃の増し目2目でのばします。
図に描くと下図のようになります。
これからの36段(周)を下図のようにメモにして編んでいきます。
37段(周)目で、袖の目を別糸に休めて脇の下で前後身頃を繋ぎますが、この時かぎ針を使って脇の下で6目作り目をしてから繋ぎます。以降メリヤス編みで胴体部分を編んでいきますが、編み始め位置を後ろ身頃の中央から右脇の下に変えておきます。目の乱れる編み始めをめだたたない脇の下にするためです。
下の写真は、脇の下まで編んでさらに1玉分胴体を編んだところです。全周メリヤス編みでは平板なので脇の下で足した6目の作り目は鹿の子に編んで、サイドのアクセントとしました。
マネキンに着せてみました。
胴体はここで止めておいて、次は袖を編みます。
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