暫定作り目(provisional cast on)


作り目から始めて編み終わった後で、今度は作り目から反対側に編んだり、剥いだりする場合には、暫定作り目、provisional cast on(プロビジョナルキャストオン)という作り目をします。トップダウン編みで襟の縁から前立てまで、身頃と一緒に編んで行く場合の最初の作り目で使います。いろいろなやり方があるようですが、余り糸を使うこの動画がわかりやすいです。最後に、拾った目は捻れてるので、捩れを直しながら編み始めろと言っています。

写真で説明しているのはこのサイトの Open,a.k.a. provisional, cast onという項目です。
写真を一枚だけ取り上げますがこれを繰り返せば出来上がりです。 赤が余り糸です。
このような場合には日本では、別鎖からの作り目をして編み始め、後で別鎖を解きながら反対側に編み進む目を拾う、というやり方が一般的ですが、このやり方の方が簡単に思えます。
2015/9/4
わかりやすい動画を見つけたので追加します。この動画では、反対方向に編み進む時に、別糸の目が1目飛びにねじれているのでそれを直すために、ねじれた目はバックループで編んでいます。そうしなくても、別糸を外す前に、ねじれを直しながら針を通すやり方でもいいです。