夏のニットSimpleTee(その2)

脇の下

脇の下まで編めました。
袖の線は、下図のようにしました。脇の下の位置さえ合っていれば、袖線をどう持って来ようがかまわないのですが、海外のあるサイトでは、トップダウンで編む場合、脇の下に水平の目を6~8目作った方が良いと書いてあるので、今回はそうしてみました。
具体的には、袖の目を休めて、胴体を輪編みにつなげる時に、襟ぐりの最後でやったように、作り目をしてから輪につないで編んでいきます。今回は、片側で4目にしたので、裏側の分も含めて8目の作り目をします。そうして編んで行ったのが下の写真です。

襟まわり

ここで、胴体を編み進むのは簡単なので後回しにして、襟周りを先に仕上げます。トップダウンのセットインスリーブでは、後ろ襟から作り目をして編み始めるのでこれをえぐることが出来ません。今回は、薄地のメリヤス編みなのでトルソーに着せると、写真のように自然にひっくり返っています。なかなかいいカーブです。

そこでこれを、無理のない範囲でひっくり返して、編んでる糸でしつけてみました。編み地が薄いので、二重になってもさほどモコモコしません。これで襟ぐりを決めてしまいます。

仕付け糸だけでは、折り目がハッキリしないので、アイロンで軽く蒸気を当ててから、折り目の位置で目を拾います。測ってみたら、襟ぐりの前が40cm、後ろが26cmだったので全周で66cmでした。ユニクロのが42+25=67cmなのでほぼ同じです。襟はゴム編みでもいいのですが、夏物なのでセーターっぽさをなくすため、ガーター編みにします。

襟の幅は1.5cmなので、最後の周は直径が3cm小さくなって、56cmになります。66cmはゲージから168目、56cmはゲージから143目、1.5cmは6周ぐらいだと踏んで、各周4目づつ減らしていきます。減らす位置は適当にばらまきます。最後に緩めの伏せ目で完成です。

後ろ襟の裏返した縁が丸まってた(左図)ので、2cmピッチでとめ(右図)ました。


後ろから見るとこんな感じです。裏返した部分のモコモコは、まあギリギリ許される範囲でしょうか。


胴まわり

バスト83cmから、ユニクロに合わせて、ウェスト72cm、ヒップ80cmになるようにウェストシェイプしながら、胴体を編み進みます。脇の下から裾までの寸法は、42cmなので、160段(周)とみて、56段絞り、50段平行、54段増やし、とします。脇の下の延長線片側について、絞りは7段毎に2目減らし、を8回繰り返し。これで片側16目減ります。つまり片側で6cm、周で12cm減ります。増やしは11段毎に2目減らし、を5回繰り返します。これで片側10目増えます。つまり片側で4cm、周で8cm増えます。

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