メンズFishingVest(その2)


身頃の編み進み

前後身頃がやや編み進めたら、袖の縁を肩のところで縫い合わせてしまいます。左右前身頃と後身頃を分けた時につけた新しい毛糸の端を使って適当に縫い合わせます。ただでさえ糸を3玉使っていて絡みやすいので、これで端糸が無くなるとスッキリとして編みやすくなります。

ここで、気が変わって脇ぐりのデザインを変えることにしました。下図の赤線のように、67段目から2段に1目の増し目を入れて脇ぐりをなめらかにすることにします。位置は、左右前身頃と後見頃の、袖の縁の隣の1目の隣に、増し目を入れます。

さらに、20cm70段目で、胸ポケットの上端の位置として、別糸を編み込んでマークします。ポケットは前立て側から前立てを除いて11目目から29目目まで、8cmぐらいとします。右左前身頃で対象になるように入れます。

ポケットマーク

ポケットマークの位置まで編み進んだら、糸を別糸に変えて、所定の目数編みます。

次に、その別糸で編んだ目を、全部左針に移します。

そして、本来の糸で編んでいきます。つまり、別糸を1段無理に挟み込んだということです。70段目がウラ面だったので、裏編みになってますが、オモテ面なら表編みです。
予定通り脇の下まで、88段編んだところです。前立て側の3段に1度の増し目は、後身頃と(左前身頃+右前身頃+前立て)の目数が同じ目数になるところでやめます。

脇の下のつなぎ

次の段で、脇の下をつないで、1枚にしますが、袖の縁のところは次のように編みます。

①袖の縁の目まできたら、袖の縁の目は編まずに右針に滑らせる
②左針の目と下の写真のように合わせて
③左針についている糸を使ってかぎ針で引き抜きはぎにします
④かぎ針に残った最後の目を左針に移し
⑤右針に付いている編み糸で、その目と次の目を2目1度に編みます
⑥はぐのに使った糸は15cmぐらい残して玉から切り離します
あとは引き続いて編んでいきます。
脇の下から10段編んだところです。
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