コットンプルオーバーBEERIB(その4)


Vネックの付け根から数段編んだところで、Bee Stitch を編み間違えて、直そうとほどいたのですが直せずにかえってダメージが広がってしまいました。しかたなく付け根までほどいて、糸が足りなくなりそうなこともあって、メリヤス編みに変えました。おかげで袖用に2玉残して胴体を編み終わりました。2玉では七分袖になるか、あるいは中途半端になるなら色を変えるかするつもりです。この辺がトップダウン編みのいいところですね。アイコードバインドオフ(I-cord bind off)で伏せ目をして、トルソーに着せたのが下の写真です。このトルソー、標準(9号サイズ)ということなんですが、標準と言っても欧米の標準なので大きく、特に胸や腹が分厚いので、日本人が着たらもっとゆったり目になります。
ところでBee Stitchですが、ふわふわしたとてもいい感じの編地になります。蜂の巣と訳しましたが、ハニカムではなく、「^」模様の小さい蜂がたくさんとまっているような感じなので、蜂の隊列編みとでも訳した方が良さそうです。日本で言う引き上げ編みを交互に配置するのですが、正式な記号で書くとわかりにくいので、下図をご覧ください。①を編む時に、左針に掛かっている②に右針を入れるのではなく、1段下の③に入れてメリヤス編みします。②の糸が針から落ちているの構造なので、編み間違えたらほどいても直しにくいのです。また引き上げ編みを交互に配置するので編み間違いもしやすいです。よく見たら何カ所か間違ってました。(写真のマル印の部分)
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