ボタンスループルオーバーSpringLACE(その4)

145段まで編んだところです。脇の下からここまでで、ウェストシェイプと前立ての合わせ、をしました。ウェストシェイプは好みなので省いてもかまいませんが、このデザインはした方がいいかなと思いました。ここから先はもう少しレース模様を編んでから、裾のゴム編みに入ります。

ウェストシェイプ

ウェストシェイプは、脇の下から8段編んだあと、75段目から始めました。両側の脇の下の延長線上で、2段毎に減らし目を入れて絞ります。24段編んだら、減らし目なしを8段編んで、次は2段毎に増し目を入れて24段編んでウェストの寸法を元に戻します。ここで130段になっています。計算上では、シェイプの高さは、絞り7.5cmー絞りなし2.5cmー膨らまし7.5cmの合計17.5cm。絞りは胴周で片側で5.5cm、つまり両側で11cmの絞りとなり、83-11=72cmのウェストになっています。

減らし目は2目1度、増し目は、かけ目でやりました。レース模様が4目1組なので、脇の下の延長線上にある1組が消えたり、増えたりするようにします。写真のように、増やした方は、あまり綺麗ではありません。かけ目で増やさない方がいいのかもしれません。

前立ての合わせ

ウェストシェイプの最中、ちょうど絞り終ったところで(98段)、前立てを合わせて、輪編みにします。98段(裏段)が終わって、99段(表段)を編み始める態勢を整えたら、反対側の前立て(ボタン穴のある方)のガーター編み6目を別の針に取ります。次に、編み始めようとしている左針のガーター編み6目を、右針に移します。そして別針にあるボタン穴のあるガーター編みが手前に来るようにしながら、左針に、別針の目と右針の目を交互に入れて下図のようにします。図中、赤が左針、青がボタン穴のあるガーター編みの目、黒がボタン穴の無いガーター編みの目です。そしてこの青と黒を2目1度で編んでくっ付けます。そのまま表編みに入っていきます。
一周編んで、2目1度にしたガーター編みの手前まできたら、次の周は、旧裏編みの模様を表で編みます(図中の青い矢印のように編み進む)。各段赤線の位置でこの様に周を繋ぎます。これで下図のように模様はうまく繋がります。レース模様がガーター編みの両サイドで対称だったことと、ガーター編みが6目だったことで、偶然にも特に細工をしなくても模様がスムーズに繋がりました。
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