袖ぐりの高さが10cmを通り越して14cmまで編んだところです。後ろ身頃は33cm、袖は19cmで44目でした。
ここで、あと16段5cmを2段毎に増し目を入れて編み進むとどうなるか予想します。まず、後ろ身頃は、片側で8目3.5cm増えると40cmになり、やや足りません。袖周は、16目増えると60目26cmになり、これもやや足りません。そこで作り目を8目(=4×2)3cmを加えると、身頃幅は43cm,袖周は29cmとなり、どちらもほぼねらい通りになります。
脇の下まで編みました。袖の目を休める前です。
ゴム編みなので縮んでいますが、伸ばすと大体予定通りの寸法です。ヘチマ襟もうまくできました。
次に、袖の目の手前まで編んだら、袖の目を別糸に休め、8目作り目をして前後身頃をつないで編んでいきます(下の2枚の写真)。反対側の脇の下も同じように前後身頃をつないで胴体を編んでいきます。
作り目のところは次の段から縄編み模様の列を入れていきますが、その規則性をある程度守ろうと思ったら下図のようにします。作り目(オレンジ色)の両サイドの模様列(黒)をつなげると青の目になります。これでもかまいませんが、もうちょっと規則性を維持したいなら2目1度(赤)の減らし目を入れると緑の目になります。これを考えて最初から作り目の目数を決めてもいいのですが、肩から脇の下にいたるところで条件をあまり増やすとやりにくいので、模様合わせは取り敢えず無視してあとで考えるほうがいいと思います。私は減らし目を入れて緑の目でやってみます。
脇の下をちょっと過ぎたところまで編みました。9号バスト83のマネキンに着せてみました。
肩線を合わせてマネキンに着せたのですが、モデルの写真と比べてみると、着方が違います。モデルの方は襟の折り幅が短く、鹿の子編みの生地が見えています。こうすると肩線が背中の方に降りていきます。モデルの写真も肩はぎ線が見えていません。こんな感じで着るんですんね。それにしても鹿の子編みが見えないのは、ミスをしていたからでもあります。鹿の子編みの目を縄編みの目に置き換えて行って、鹿の子編みの幅が最終の前立ての幅3cmになる位置が、脇の下の3cm下でなければいけなかったのに、袖ぐりの中央辺りですでに3cmになってしまっていました。2段毎に1目づつ置き換えて行ったのですが、4段毎にするべきだったのです。
次のイベントは、裾広げです。そこまで只々編んでいきます。
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