変則トップダウンその2

せっかくトップダウンでシームレスに編んでるのに最後に肩はぎするのは嫌だなと思っていて思いつきました。最初から肩線をマジックキャストオン(Judy's Magic cast on)で作り目して編み始めればいいんです。つま先から編む靴下の要領ですね。

でまずマジックキャストオンを作ってから、実際に増し目を入れて編んでみました。下の写真のように問題なく編めました。写真の右側が袖側、左側が襟側です。最初はちょっときついので、増し目は前の段の糸を引っ張り上げるねじり増し目では厳しいですね。かけ目かKFBのように新しい糸で増し目をつくる方法が向いています。

とはいえ両肩を1本の輪針で編めるかどうか、頭で考えてもわかりにくいのでこれも実際にやってみました。今度は増し目なしで編みました。まずはマジックキャストオンを1つ作ります。そのままだと端の目がほどけてくるので1段表編みします。
別の糸でもう1つ作ります。
このままだと2つのセットが平行に配置されてるので、対称になるように変えてやります。どういうやり方でもいいのですが、私がやったのは以下の写真の通りです。まず作り目をワイヤーの部分にずらします。次に針を外し、針を逆向きにして1セットをずらし入れます。その針をひっくり返してワイヤーにとめます。これで2つのセットが向かい合うようになります。
しかし、これでは編み始めの位置に糸がないので、針を下図のようにずらして編み始めの位置を変えます。
そしてここを始まりの位置として下図のように編んでいきます。
部位の名前を付ければ下図のように なります。
ある程度編んで、襟側が開いてきたら下図のようにマジックループはやめて普通に編んでいきます。

以上のように最低限の確認はできたので、次の機会に実際にこの方法、肩はぎ線から作り目して編む変則トップダウンその2を実践してみようと思います。

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