ケーブルカーディガンLOOFAH(その4)

別糸に休めていた袖の目に針を通して糸を抜き、脇の真下から糸をつけて、まず脇の下で8目作り目をした部分の半分から4目(下図の赤)拾って編み始め、最後にまた4目(下図のオレンジ)拾って一周目を終わります。以降、脇の下からの長さが18cmになるまで編みます。私は、袖はいつも輪針でマジックループで編みます。脇の下で28cmだった袖周を袖口では24cmになるよう均等に減らし目周を入れて編みます。減らし目周では脇の下の延長線上付近で2目減らします。私の場合は、11周毎に入れました。反対側の袖も同じように編むために、何周編んだか、どの周で減らし目を入れたかを記録しておきます。18cmになったら伏せ目をして一旦終わりますが、針に残った最後の目は輪針を抜いてかぎ針にしておきます。
次に袖口の縁飾りです。かぎ針で編んでいきます。私は5号を使いました。このかぎ針編み部分の英文パターンを日本語に訳すと次のようになります。
裏面を見て1周をこま編みします。ターンして今度は表面を見て、鎖編みを1目、**2目飛ばした次の目で【(長編みして鎖編み)を3回繰り返して、長編み】、また2目飛ばした次の目でこま編み**。次からも**から**までを繰り返し、1周終わったら最後はこま編みで終了です。
日本式のかぎ針編みの編み図だと次のようになります。かぎ針編みが得意な人は編み図の方がわかりやすいでしょうね。
出来上がりはこんな感じです。ただしパターン通りではなく、おもて面を見て編み始め、1周編んでもターンせずにそのまま続けてもう1周編みました。輪で編むときはこの方が自然です。模様の見た目は大差ありません。
同じ飾りを前立ての縁にも編みつけます。右前身頃の襟を折り返す位置に、下の写真のようにマークを入れます。ここを一番上のボタンホールの位置にします。左前身ごろの下の角からコマ編み段を編み始めて、左前身頃から襟と編み進み、マークの位置まできたら下図のようにボタンホールを編み込みます。この図の目数はデタラメです。長さを守ってください。
ボタンホールを入れながら右前身頃の下の角までコマ編みしたら、ターンして長編みの段を最後まで編んで終了です。出来上がりが下の写真です。毛糸は13玉弱使ったので、390g、850mでした。

もう一度モデルと見くらべてみましょう。裾の鹿の子模様がちょっと小さかったようです。

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