丸ヨークLaceYokeTop(その2)


編み手順 つづき

手順10. まで編んで、増し目は終わりました。ここからは単純にメリヤス編みにしようと思っていましたが、もうちょっと模様編みを続けることにしました。模様は下図のように単純にしました。

手順のつづきは、

11. 模様編み16周
12. 引き返し編み7段
13. メリヤス編み6周(ここまでで通算70周=ヨーク高さ21cm)
14. 袖を別糸に休める
15. 〜 胴体のメリヤス編み (好きな寸法まで)
です。ここまで編んだところが、下の写真です。

引き返し編み

脇の下に達する6周前に、ラップ&ターン で引き返し編みを入れました。ターンする位置は、ネットで見つけた方法どおり、袖の範囲に入らない前身頃部分の袖側に入れました。下図のように、ターンのピッチは大きい方がスムーズなつながりになっていいのでしょうが、あまり大きいと前身頃の正面に出て来てしまうので、小さめにして脇の下周辺におさめて見えにくくしようと思いました。

具体的には、下図のように ラップ&ターン しました。段消しはやらなかったので、上の写真のように、片側3つづつ穴があきましたが、レース模様の一部のようになるので、まあ良しとしました。ターン目を片側3目にすると、図のように後ろ身頃は、前身頃に比べて6周、2cm、増えることになります。

で、この引き返し編みで首グリの前側を2cm下げる効果ですが、下の写真を見てください。首周りが伸びて、十分大きな襟ぐりになってしまい、引き返し編みなど必要ない状況です。55cmで作ったつもりの首周りが、65cmになっていました。このマネキンは大きめなのでフィットし過ぎという点はあるのですが、小さめのマネキンに着せても首周りの伸びはいっしょでした。重力のせいでしょうか? 綿糸のせいでしょうか? 模様編みのせいでしょうか? それとも、今回はある段で激しく増し目するやり方だったからでしょうか?  引き返し編みの入れ方も含めて、もう少し経験を積まないといけませんね。やはり、丸ヨークは編むのは簡単ですが、設計が難しく、「編み図無しで」やるためにはもっと研究が必要だと痛感しました。

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