ツイードジャケットBRIO(その3)


片袖を編み始めるところまで行きました。

胴部

上の写真では分かりにくいですが、脇の下から胴体にかけてウェストを絞ってています。何段かおきに減らし目段を入れて絞り、途中から今度は何段かおきに増し目段を入れて、好きなウェストシェイプを作って下さい。今回は脇の下から15cmの位置でくびれて、その後裾までの18cmは広がっていくようにしました。


減らし目も増し目も、両脇の真下の延長線上でやります。このため脇の真下の位置にマーカーを入れておき、マーカーの両側で、増し目や減らし目をします。減らし目はある段のマーカーの両側でやるのがいいですが、増し目はマーカーの両側で一段ずらした方がやりやすいです。増し目を2目続けにくいからです。


ジャケット風になるように、前身頃の下端はカーブをつけました。カーブが終わったらそのまま普通の伏せ目で裾を編み終わります。丸まってしまいますが・・・・。

左前身頃の裾のカーブの上から右前身頃のカーブの上まで目を拾い、ガーター編みの引き返し編みで衿を作ります。引き返し編みは海外ではラップ&ターンと言って、引き返す時に糸を引っ掛けて(ラップ)行きます。これだけの簡単なやり方です。段消しするときはこの引っ掛けておいた糸も一緒に編みこむのですが、段消ししなくてもそんなに大きな穴は開きません。今回も段消しはしませんでした。写真でも穴は見えませんね。今回の引き返しの段数は、20、10、5、5、5、5目でやりました。


肩のサドル部のブリオッシュ編みが縮んでいて、衿口の肩側が引っ張られているのは、衿を編んだことでよくなりましたが、前身頃側の生地が盛り上がっているのは引っ張らないと直らないので、袖をつけて最後に蒸気でブロッキング(寸法を合わせる処理の英語)する時に何とかしたいと思います。上手くいくかどうかはわかりませんが・・・。
コメント: 1
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    Isis Rusin (金曜日, 03 2月 2017 21:02)


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