トップダウンで編むと、最後に裾や袖口を伏せ止めすることになります。特にゴム編みでは、伸縮性を保つために、とじ針を使った、いわゆるゴム編み止めをすることになりますが、これが覚えにくい上に糸が長いので厄介です。
下の写真で、赤が指でつくる作り目、青がエリザベスの止め、黄色がとじ針を使わないゴム編み止めです。とじ針を使わないゴム編み止めとは、表目は表編みして、裏目は裏編みをして、右の目をかぶせる、通常の伏せ目です。見た目は、赤>青>黄、伸縮性は、赤=青>黄 です。
簡単とはいえ、エリザベスでは、3倍の長さの糸を扱うので、裾まわりなど長いところでは糸が絡んで、結構やりにくいです。結局採用するのは、袖口ぐらいですね。